日大と東京医大への私学助成金 交付を保留 不祥事に厳しい判断

アメリカンフットボール部で重大な反則行為があった日本大学と、不正入試が明らかになった東京医科大学に対して、国は管理運営が不適切だったなどとして、助成金の交付を保留する決定をしました。 
私学助成金の交付が保留されたのは、日本大学東京医科大学です。 

関係者によりますと、文部科学省の外郭団体で、私立大学への助成金を決める「日本私立学校振興・共済事業団」が23日審査した結果、この2つの大学について「学校の管理運営が適切でない」などとして、助成金の交付を保留する決定をしました。 

通常、大学の運営はこの私学助成金に頼る割合は1割ほどですが、大学にとっては厳しい判断です。 

日本大学は、ことし5月にアメリカンフットボール部の選手が関西学院大学の選手に悪質なタックルをしてけがをさせたことが大きな問題となりました。 

また、東京医科大学は前の理事長らが文部科学省幹部の息子を裏口入学させたほか、長年にわたり、女子や浪人生の合格者数を抑えるなどの不正入試を行っていたことが明らかになっています。 

私学助成金は、国がほぼすべての私立大学に学生数などの規模などに応じて交付するもので、昨年度は日本大学早稲田大学に次ぐおよそ91億円、東京医科大学はおよそ23億円がそれぞれ交付されています。 

私学事業団は、来年1月以降の審議会で、改めて交付するかどうか、判断することにしています。

2030年の人手不足 全国で644万人 去年比5倍余と推計

2030年には人手不足が一段と深刻化し、その数は全国で644万人と、去年の5倍余りになるという民間の推計がまとまりました。 

この推計は、民間のシンクタンクの「パーソル総合研究所」と、中央大学が共同でまとめました。それによりますと、日本経済が今とほぼ同じペースで成長を続けた場合、2030年には7000万人余りの働き手が必要になる一方、実際に確保できるのは6400万人余りにとどまり、全国で644万人の人手不足が生じるということです。 

これは、厚生労働省が発表した去年6月時点の人手不足の推計値の5倍を超える規模となります。 

産業別に見ますと、 
▽外食などの「サービス」が全体の6割に当たる400万人、 
▽「医療・福祉」が187万人、 
▽「卸売り・小売り」が60万人、それぞれ人手不足になるということです。 

都道府県別では 
▽最も不足するのが東京都の133万人、 
▽次いで神奈川県の54万人、 
▽千葉県と愛知県の36万人などと推計していて、サービス業の需要が比較的高い都市部で、人手不足の傾向が強くなるとしています。

家事育児を「やっているつもり」の旦那へ見せた執念の分担図

そろそろ4月入園の保育園の承諾通知が届くころですね。育児休業中のママたちは、職場復帰の準備を整えているのではないでしょうか。そんなママのもっとも大きな課題は「育児・家事・仕事」をどうやって回していくかということ。そのために必要なのが、なんといってもまずは旦那の協力です。育児休業中はママの方がどうしても時間的余裕があるので、家事育児の負担は大きくママに偏りがちです。復帰を目前にして「どうやって分担を求めようか」とあせっている人も多いのでは?4年前の私もまさにそんな状況でした。そして、「復帰すれば旦那も変わるだろう」と思って仕事復帰をしたのです。

それが甘かった…。
復帰して半年、旦那は一向に変わりませんでした。なぜ私ばかりが16時に仕事を終えて、周囲に肩身の狭い思いをしながら帰り、ダッシュで子どもをお迎えに行って、ボロボロこぼされたりしながらご飯を食べさせ、お風呂嫌いでギャン泣きする子を一人でお風呂に入れなきゃならないのか…

妊娠前までは対等に仕事の話もできていた私たち夫婦。育休復帰後は旦那との生活の制限の差に不公平感がつのりました。同時に薄れゆく旦那への愛情。こんなはずじゃなかった!とさえ思いました。

金足農・吉田輝星ドラフト1位指名球団ゼロの可能性も 巨人なら面白いが…と思うのは私だけか

ょっとしたら、金足農のエース吉田輝星は、どこも1位で指名しないのではないか――。25日のドラフトを目前に控え、スカウトの間ではこんな見方が強まっている。 

 現に担当した選手が新人王を獲得した某セ球団スカウトも「吉田の1位指名がゼロでもおかしくはない」と断言する。「人気優先で指名するところがあっても1~2球団ぐらいじゃないか。外れ1位で競合しても3球団程度だろう」と言うのだ。 

 なぜ、そこまで評価が急落したのかと聞くと「いや、吉田の“正味の評価”は、最初からその程度だったんです」と、このスカウトは言う。 

「吉田が甲子園で三振を取った高めの真っすぐは、プロの打者は振ってくれません。平均速度も140キロ台半ばなので、あと5~6キロは速くならないと厳しい。ウイニングショットになる変化球もないから、これから覚える必要がある。吉田が一軍の先発の柱になるには、恐らく3年はかかるでしょう」 

 同じ3年かかるなら、「将来性でも潜在能力でも浦和学院のエース渡辺勇太朗のほうが上でしょうね」とは、別の球団のスカウトの証言。 

「渡辺は体格的(190センチ、90キロ)に吉田(176センチ、81キロ)より一回り大きい。真っすぐのスピードもコンスタントに150キロ出る。スケールの大きさからいっても、吉田より渡辺ですよ」 

 一方、今年最多の1位指名競合が見込まれているのが、大阪桐蔭内野手兼投手“二刀流”の根尾昂である。こちらは1位指名を公表している中日をはじめ巨人、阪神楽天オリックスなど、4~5球団がクジ引きに参戦するともっぱらだ。が、野手と投手のどちらで育てるべきかとなると、見方は真っ二つに分かれている。 

 巨人、阪神が早くから「ショートで使いたい」としているのに対して、DeNAは「投手としても魅力的。以前は“野手投げ”だったが、投手として質のいい球を投げられるようになった」(吉田スカウト部長)。ヤクルトも「投手としてのポテンシャルも相当高い」(斉藤スカウト)としており、吉田以上の高評価を受けている。 

トーバルズ氏、Linux開発コミュニティーのトップに復帰

Linus Torvalds氏は、英エジンバラで開催中の「Open Source Summit Europe」(OSSEU)において、Linuxのトップ開発者40人程度と話をする予定である。この会合を機に同氏は、一時的に離れていたLinux開発の統括に復帰する。

Torvalds氏は1カ月あまり前、Linux開発コミュニティーを統制する立場から一時的に退いた。同コミュニティーメーリングリストであるLinux Kernel Mailing List(LKML)で同氏は「私は自らの振る舞いを改める必要がある。私の個人的な行為によって傷つき、カーネル開発作業の場から追い払ってしまった人々に謝罪したい。私はここでいったん休みを取り、人々の感情を理解し、適切な対応を取るための支援を求めることにした」と述べていた。

 そして、Torvalds氏が休養を終え、帰ってきた。

 同氏がより優しく、穏やかな人物になっているかどうかはまだ分からない。

 Linux開発の暫定リーダーであり、安定版ブランチのメンテナーであるGreg Kroah-Hartman氏はLKMLにおける「Linux 4.19」の発表のなかで、「Linusカーネルツリーをあなたの手に返す。マージウィンドウと取り組む楽しみを君に譲るよ:)」と書き記している。